人種によるワキ臭
実は日本人を含む黄色人種は、アポクリン腺の数が少ない傾向にあります。はっきりとした統計ではありませんが、およそ全体の15%程度の人がワキ臭に悩まされているという調査があり、アポクリン腺が多い人もその程度の数になると予想できます。
逆に白色人種、黒色人種はアポクリン腺が多いのが普通であり、ほとんどの人に、いわゆるワキ臭の症状が見られるのだそうです。
そのため、白人社会や黒人社会ではワキ臭は病気とは認識されていないほどです。なんていったって、ほぼ全員にワキ臭があるので、それが体臭として普通なんです。
黄色人種の場合、ワキ臭に悩む人の割合が少ないため、逆に悩みとして深いものになっているというのは皮肉なものですね。