子どものワキ臭問題
ワキ臭というと、なんとなく中高年の男性というイメージがありませんか?
少なくともワキ臭は大人の悩みであって、小中学生の子どもにはあまり関係ないように思えます。
しかし、実際にはかなり年齢の低いうちから、ワキ臭に悩んでいる人もいます。
ここでは、子どものワキ臭について考えてみたいと思います。
ワキ臭の低年齢化
昔の子どもに比べて、最近の子どもは発育が早いと言えます。
女の子なら初潮を迎える年齢が早くなってきており、小学3年生くらいで始まる人もいるのだとか。そして、男女ともに腋毛が生えるのも早くなってきているのです。
これがワキ臭の低年齢化の要因の一つとなっていることは疑う余地がないでしょう。
少子化や過保護の影響
昔は3人兄弟、4人兄弟が当たり前。もっと昔は5人以上の子どもがいるという家庭も珍しくない時代。
そんな時代には、大きなケガや病気は別として、いちいち一人ひとりの子どものワキ臭まで気にしていられないということも少なくなかったでしょう。
しかし今は一人っ子や二人兄弟などが普通。となれば、以前よりも一人の子どもに目をかける時間が長くなり、ワキ臭について気にする親の割合も増えると考えられます。
昔からワキ臭に悩む人は一定の割合でいたのは確かですが、それを気にする余裕があるかどうかという違いが、現在の子どものワキ臭の悩み増加につながっているといえるのかもしれません。